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News Release

急成長する中国

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 13億人もの国民が、先進諸国ですでに当たり前となっている生活水準を手に入れることをめざすと、その結果が途方もないものになることは目に見えている。
 2004年には、穀物と食肉から鉄鋼と石油まで、あらゆる産品の世界生産量と消費量のほぼすべての記録が塗り替えられた。
 世界生産と需要のこの急激な伸びはおおむね、ただ一つの語で説明がつく。「中国」である。
 人類史上の岐路とも言えるこの重大な時期にあって、ワールドウォッチ研究所は、成熟した消費社会に向けて急膨張する中国がこれからどのような進路を選択するかに重要な影響を及ぼしうる大きな機会を与えられている。
 中国は、非常に急速な経済成長を続けているため、環境的に持続可能な開発という人類の課題にとって中心的な意味をもつようになっている。今後の中国の政策決定は、人類と地球の将来に重大な影響を与えるだろう。
 中国の経済成長のスケールを例えるなら、ヨーロッパ、ロシア、南北アメリカ、日本が同時に100年分の経済発展をわずか数十年間で遂げるようなものである。
 適切かつ慎重な施策と効率のよい再生可能なエネルギー源の早急な開発がないかぎり、中国は汚染と地球温暖化に著しく加担するのはもとより、世界経済に壊滅的影響を及ぼしかねない。
 それでも、環境的持続可能性が中国の経済発展を成功させるカギの一つであることを中国自身が認識し始めていると期待しうる理由が存在する。
*中国政府は、2010年(たった5年後)までに電力の少なくとも10%を再生可能エネルギー源で生産するという公約を発表することによって、主導的な役割を自らに課した。
*中国政府は、風力発電およびその他の再生可能エネルギー源の広範な開発を促進するための財政上の優遇措置を来年までに導入することを関係機関に命じた。
*5年前には、中国内で環境問題に取り組む非政府組織の数はごくわずかだった。2005年にその数はゆうに2000を超えている。
*アメリカ製乗用車のほとんどの車種は、中国の新たな厳しい燃費基準を満たしていないため中国内で販売することができない。
*中国は小型蛍光灯の生産量と使用量で飛躍的な伸びを見せ、ヨーロッパとアメリカを抜いて世界のトップに立っている。
*2003年に、中国はソーラー温水器で世界市場の75%を占めていた。
 ワールドウォッチ研究所は、これらの政策形成のいくつかに貢献してきた。そして今後も、さらに大きな貢献をしていく機会を与えられている。
 具体的には、2003年に北京に設立された中国最初の独立した研究型環境NGOである地球環境研究所(Global Environmental Institute)との協力を通して、中国における活動を拡大・強化していきたいと考えている。そのために、皆様からの寄金を期待する次第である。

 


翻訳提供/禁無断転載
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