ビル・クリントン絶賛、レスター・ブラウン最新刊「PLAN B 3.0」人類文明を救うために発売開始 News Release ワールドウォッチ研究所の第2代所長に
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ワールドウォッチ研究所の理事会は、同研究所を1974年に設立以来、所長であったレスター・ブラウンがこの4月から理事長に就任した事に伴い、5ヵ月間にわたり、世界規模で後任の人選をすすめていた。その結果、前首席副所長でその後、所長代理を務めていたクリストファー・フレイヴィン(45歳)を最適任者として、正式に第2代の所長に指名した。これは、同研究所が第2世代体制へ、積極的に移行したことを示している。 ブラウン理事長は(66歳)は、「フレイヴィン新所長はリーダーシップがあり、世界へのこの研究所の影響を一層強力にしていくだろう」と述べている。 指名を受けたフレイヴィンは「ワールドウォッチ研究所の第2世代は、各国の政策決定者からの評価をより高め、また、世界の出版社からの注目と信頼もより高めるだろう。また、数年のうちには世界の経済システムを持続可能な方向に転換する方策を示すつもりである。この新たな経済システムは10億の人々を貧困から救い出すものでもある」と述べている。 フレイヴィンはカリフォルニア州のモントレー市の生まれである。ウィリアムズ・カレッジで経済・生物・環境について学び、1977年に卒業した。エネルギーと環境についての執筆及び講演は高い評価を得ており、90年代の気候変動に関する国際的な舞台で活躍してきた。もちろん、同研究所の年次刊行物として世界的に知られている『地球白書』の主要な執筆者である。 フレイヴィンはさらに研究所のスタッフと理事が画期的な挑戦を展開してきたことを、特に表明している。それはたとえば、環境と経済の問題の解決策に焦点をあてたことである。世界の人々の基本的要求を満たし、かつ自然界ともバランスのとれた、環境的にも持続可能な世界経済のビジョンが、ここに含まれる。また、インターネットの積極的活用、ブラジル・中国・インドをはじめとする各国における協力機関の強化もあげている。後者はすでに成功をおさめている、ヨーロッパや日本をモデルにするものである。(2000.10.19発表) Profile:クリストファー・フレイヴィン |
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