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【生態系】共絶滅?―ハチと花の多様性がともに減少

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共絶滅?―ハチと花の多様性がともに減少 
  ハチと、ハチに受粉を依存する野草の多様性が同時に減少していることが、イギリスとオランダで行われた新たな研究で明らかになった。

特定の花粉媒介昆虫の減少を示した研究はすでに存在するが、多様性の大規模な喪失が示唆されたのは初めて。2006年7月21日付の『サイエンス』誌に発表された論文の主執筆者であるコース・ビースマイヤー(リーズ大学研究員)は、「ハチだけでなく植物も減少していたことに衝撃を受けた……この傾向が各地でみられるとすれば、我々が当然のように享受している“受粉媒介サービス”は危機に瀕しているおそれがある」と述べている。

今回の研究ではイギリス、オランダ両国の数百か所で生物多様性データを収集。そのうち約80%の地点はここ25年間でハチの多様性が減少したことがわかった。イギリスではハチに受粉を依存する野生植物〔虫媒植物〕も同様に減る一方、風媒・水媒植物が増加した。

ハチが農作物の花粉を媒介する、その経済価値は、世界規模でおよそ920億ドルと推定される。同研究は、緊密に関連する種が共絶滅(co-extinction)に向かうプロセスを例示した形となった。この共絶滅という現象に鑑みれば、現在の絶滅リスク予測は50%低く見積もられているとの見方もできるという。

地球環境総合雑誌



地球環境総合誌『ワールド・ウォッチ』2006/11・12号より

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